【ドラパ・ミミロップ・プリン】ドラパミロップ構築_~いやしのねがい考察~【ダブルバトル】
いやしのねがい解説
■いやしのねがい とは
自分の体力を0にすることで後続を回復できる自主退場技
過去作では、トリックルームで場づくりしほぼ同じ効果で後続を回復するクレセリアの月光乱舞と呼ばれる戦術が有名
今回は今作で追加された仕様を活用してダイマックスポケモンのサポートをできないか考えてみよう!
■いやしのねがいの隠れ仕様
1.いやしのねがい発動後HP満タンのポケモンを出した場合いやしのねがいの効果が保持される
2.効果が保持された状態で消耗しているポケモンを繰り出した際、いやしのねがいの効果が発動する
3.効果が保持された状態で消耗しているポケモンとサイドチェンジした際、いやしのねがいの効果が発動する
3の特性を活かすことでダイマックスポケモンのHPと状態異常を回復することが可能
■ここが強いよ いやしのねがい
”体力を全回復する”というのがかなり強力
味方を回復する手段はいくつかあるが、いずれもダイマックスの前のHP分しか回復しない
具体的にいうとキュワワーのフラワーヒールは本来味方HPの1/2を回復させる技なので、ダイマポケモン相手だと1/4しか回復しない
しかし、いやしのねがいならダイマックス状態のポケモンを200%… つまり完全に回復させることができる!
そう、いやしのねがいは1ターンで実質ポケモン2体分のHPを回復可能な技なのだ!
~解説おわり~
↓の動画の 5:30 あたりにその動きをしているのでこれを見たら一発で理解できるぞ!
構築の経緯
今作はダイマックスが強い!
なら強いポケモンがダイマックスし、周り全員でサポートしたら最強なんじゃないか…?
1.強いポケモンを用意します
2.ダイマックスしてHPを2倍にします
3.弱点保険を発動して攻撃力を2倍にします
4.いやしのねがいで実質HPはさらに倍になります
搭載しているドラメシアの数は16体だぞ!
そんな感じのパーティがこちら
女子力の高そうなパーティとなった
基本選出は以下の通り
1.表選出
2.裏選出
♀
個別解説
特性:メロメロボディ
道具:きあいのたすき
補足:♀個体採用
ぶんまわす :このゆびとまれで吸われない弱保発動技 たすきつぶしもできる
あまえる :ドラパへ一致で弱点を突いてくるエースバーンやバンギラス用
ねこだまし :対ねこだまし持ちに撃つために搭載 技を変えるならこれ
いやしのねがい :今回のコンセプト技
弱保発動/いやしのねがい要因
ドラパサポート要員には素早さが高くぶんまわすを使えるミミロップを採用
サーナイトならかげうちが使えるがこのゆびとまれ持ちポケモンの使用率が異常に高いこのゆび環境なので不採用に
実際にパーティに入れて使ってみたこともあるがミミロップのほうが使いやすかった
夢特性のじゅうなんを捕獲するのが面倒でメロメロボディ採用
♂率87.5%のゴリランダーをよく誘惑していた メロメロ対策に♀採用は基本
ドラパルト
特性:クリアボディ
道具:じゃくてんほけん
補足:最速ミミロップ-1調整 (弱保起動後に動きたいため)
ドラゴンアロー :メインウェポン まもるとフェアリー相手を自動で避けてくれる
ゴーストダイブ :滅びの歌を避けたりもできる
そらをとぶ :素早さをかなり削っているのでダイジェット用
まもる :まもっている間にミミロップで甘えたりいやしのねがいしたり…
このパーティの表エース なんとプリンの倍以上の種族値があるぞ!
無難に強い 特に解説することもないですね
プリン
特性:フレンドガード
道具:しんかのきせき
補足:合計種族値270
技構成
サイドチェンジ :メイン技
まもる :特性よって存在するだけで価値があるためHPは大切に
ほろびのうた :ラスト2体相手に詰める用
うそなき :相手の特防を2段階下げる技 トリル下でとても強い
サイドチェンジ要員 このパーティの軸を担う
構築記事タイトルを飾っているのにここまでノータッチだったポケモン
スマブラでは使用率81位以上をキープしているが剣盾ではあまり見かけることはない
(そもそも進化前なのに運用可能という時点で性能としては十分なわけだが…)
サイドチェンジでいやしのねがいを起動するのがお仕事
タイプがノーマル・フェアリーなのでドラパルトの弱点であるドラゴン・ゴースト・悪を無効・半減でき、とんでもないくらいドラパルトと噛み合っている
もはやドラパルトとサイドチェンジするために生まれてきたといっても過言ではない
というか基本まもるかサイドチェンジしかやることがない てだすけ採用したいな…
特性フレンドガードは味方への被弾ダメージを3/4に抑えることができる強力なもの
グラススライダーの70ダメージを52.5へ抑えられると考えるとやはり優秀
実質味方のHPを約1.3倍にする効果
…つまり8倍ドラパルトを10倍ドラパルトに強化可能
そしてドラメシアは…
後ほど解説するが裏選出はダイマゴチルゼル軸のトリル特殊アタッカーがメイン
トリルで上からうそなきを入れられるのがかなり強かった
そしてタイプがノーマル・フェアリーなのでゴチルゼルの弱点である虫・ゴースト・悪を無効・半減でき、とんでもないくらいゴチルゼルと噛み合っている
もはやゴチルゼルとサイドチェンジするために生まれてきたといっても過言ではない
滅びの歌やうそなきを上から撃ちたい場面が多かったのでどちらかというとトリル軸のゴチルゼルとの相性のほうがよかったかな
特性:うるおいボイス
道具:オボンのみ
補足:この子がダイジェット(元技アクロバット)してきたときはビビった
技構成
ハイパーボイス :特性によって水の範囲攻撃になる ちょすいやよびみずに注意
ほろびのうた :特性によって水の範囲攻撃になる ちょすいやよびみずに注意
ムーンフォース :高火力のフェアリー打点
まもる :滅びターン稼ぎ用
滅びの歌やハイパーボイスによるスイーパー/出し負けてドラパやゴチルが刺さってないときのサブダイマ要員
プリンと相性のいいドラパルト・ゴチルゼルを採用したら何故か悪タイプが重くなったので採用
強かったんだけど相手の選出によっては全く刺さらなかったので改善が必要な枠
アシレーヌというかそもそもアシレーヌ絶対選出である構築がおかしいので裏選出と合わせて改善が必要
初めてアシレーヌを採用したのでダイアタックが水タイプに変化しないことを知らなかった
よく考えればわかるけれどニンフィアのイメージが強くて…
滅びで詰めるからと耐久に努力値を割いたが、特攻はもっと振った方がよかった
イエッサン
特性:サイコメイカー
道具:ナモのみ(悪半減実
補足:いやしのねがいが評価されると更に使用率が上がるポケモン やめてほしい
技構成
ワイドフォース :メイン技
てだすけ :入れる技もなかったので採用 あまり使わなかった
このゆびとまれ :裏選出はトリルが決まらないと始まらないので必須
いやしのねがい :今回のコンセプト技
裏選出その1
ゴチルゼルのトリル発動サポート/いやしのねがい要員
以上です。
特性:かちき
道具:いのちのたま
補足:なんとダイマ枠です
技構成
ワイドフォース :メイン技 ダイマしてもしなくても強い
あくのはどう :ダイアークで相手のCを下げられるのが優秀
10まんボルト :サブウェポンが乏しく採用 悪打点にシグナルビームほしかった
トリックルーム :言わずもがな強力な技 スイッチ滅びとの相性が非常に良い
裏選出その2 ダイマエース枠
構築編成当初、ガオガエンが使用率1位だったためかちきを活かせるポケモンを軸に構築を組み始めた
もともとは表選出だったがいかくやダイアーク等を誘わない相手には火力不足が露呈したので裏選出に
刺さる相手にはかなり強かったんだけどね…
エスパータイプなのでダイアーク・ダイワーム・ダイホロウを誘いかちきを発動可能
いかくはもちろん、エースバーンのダイアークやポリゴンZのダイアタックもかちきが発動しイージーWINする場面が多かった
撃たれなかったとしても弱点を突かれないなら数値以上の耐久を見せてくれる
本来は交代可能かどうか確認することでかちきであることを判別可能だが、かなりの頻度で能力を下げられたので確認しないトレーナーが多いのだと感じた
こちらがゴチルゼルを相手する際にはかげふみチェックできるようゴーストタイプは2番目に選出しよう
先頭に出すとかちきだから引けるのかゴーストタイプだから引けるのかわからないぞ(1敗)
パーティ全体でいかくを誘うために物理アタッカー編成を試行錯誤しクリアボディドラパルトを採用した結果、何故かいかくを誘わない構築になってしまったので裏選出枠は見直した方がよさそう
ゴチルイエッサンの並び自体は悪くなかったんだけどなぁ…
結果と総評
とりあえずS9中旬で39位になりました
ダイマラプラスが突破できなかったり、キリキザンがかなり重かったり、正直構築は穴だらけなんですが …やっぱりドラパルトが強かった
そしていやしのねがいも十分すぎる活躍をしてくれました
あくびや不慮のやけどを透かせるのが本当に優秀
ただし、いやしのねがい後のサイドチェンジを読まれて総崩れしたことが一度だけあったので知名度が上がると簡単には通用しなくなるかもしれない
といってもいやしのねがいの効果自体は読まれても有効なのであまり影響はないかも…?
使っていて面白い技なので皆さんも試してみてはいかがでしょうか
構築記事は以上となります
↓ドラパミロップの動画 (いつかここに動画を張る)
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