【テッカグヤ・ライチュウ】テッチュウタクン_~スイッチトリル~【S12 剣盾 ダブル 最終324位】
構築までの経緯
第7シリーズ到来!
強力なポケモン達が実装され環境が大きく変化したぞ!
とくにトリル発動の安定感とトリルアタッカーの総ステータス増加が著しく、通常のパーティにもスイッチトリル(中盤からトリルで攻めていく動き)が採用されることが非常に多くなった印象
時代はまさに大トリル時代!
そんなトリル環境で生き残るには当然トリル対策が必須となる
ということでまずはトリル対策からパーティを考えることに
真っ先に挙がるトリル対策ポケモンといえば…
ウソハチですね!
※ウソハチの考察と反省会は次の記事に…
続いて相手のトリル始動要員を見てからウソハチに繋げられ、なおかつトリル以外にも上から高火力を押し付けられる弱保ダイマ要員を検討
→ボルチェンで味方の弱保を起動すれば自然にウソハチへ交代可能と気付く
そういえば、 以前そこそこ結果を残せたボルチェン始動の記事を書いたような…
!!!!!!!!
マンタイン採用!
※マンタインは反省会すらなし…
残り4匹でウソハチとマンタインを補完し、ウソハチとマンタインが抜けた構築がこちら
この並びで実はトリルパです
構築の考えと動かし方
ダイマの弱保を発動し、周りで徹底的にサポートするのが本構築
■ダイマ弱保の強み
・半端な素早さと高い全体ステータス
→耐久に努力値を割くことができ、ダイジェットとトリル軸どちらで攻めるかを動かしながら決められる
・少ない弱点と優秀な半減無効属性
→唯一の弱点、電気・炎を(ひらいしん)(あめふらし)でカバーすることで耐性を確保可能
・物理と特殊どちらかを読まれない
→A≒C種族値のは今期多く見られる威嚇や怪電波、鬼火にとても強い。そもそものアタッカー採用が読まれないのだが…
・特性:ビーストブースト
→言わずもがな強特性。非ダイマ要員から倒していくことで全抜き可能な火力を確保できる
■基本運用
1ターン目
へがボルトチェンジ!弱点保険起動!(AC+2)
からへ交代し、がダイスチル! (AC+2,B+1/B+1)
2ターン目
がダイスチル!はトリックルーム始動(AC+2,B+2/B+2)
(この時が対面不利な場合はダイウォールする)
3ターン目以降
てっぺきや滅びの歌、+の並びで詰める
解説
初手の並びで相手の電気技に避雷針で圧をかけながら弱点保険を起動する動き
Bの上がったはかなり強力で、トリル返ししにきたへのボディプレスや環境入りダイマアタッカーへの詰ませ、の滅び時間稼ぎなどが可能
トリルを防ぐためにへ攻撃すればAC+2を止められず、へ攻撃すればトリル展開を防げない
こちらは攻撃されそうな方がまもるをするか、どちらも動くかの有利な選択を取ることができる
■基本以外の運用
・vs炎タイプ(炎技持ち)
1ターン目
へがボルトチェンジ!弱点保険起動!(AC+2)
から@へ交代!でさらに交代!(→or)
ダイバーンで雨→晴れにされてもが脱出できていれば次のターン即雨展開が可能
・vs悪タイプ(ボルチェンでが出しづらい相手)
1ターン目
へがボルトチェンジ!弱点保険起動!(AC+2)
からへ交代!
主にへの動き。→orへつないでもいい
道具:弱点保険
技 :てっていこうせん/エアスラッシュ/メテオビーム/まもる
備考:ひかえめ HCぶっぱ
本構築の弱保ダイマエース
非ダイマ時に安定した技が打てる物理型とダイマ時の火力と威嚇の影響を受けない特殊型のどちらにするかで最終日まで悩んだポケモン
何度も努力値を振りなおし通算5回はハーブを与えた 中毒になっていないか心配
最終的に特殊型にしたのは初手ガオガエンがきつかったのと、なぜか鬼火が飛んでくることが多かったから
テッカグヤに鬼火を撃つ利点はあるのだろうか…
メテオビームは完全にダイロック用
が苦手なダイマボルトロス/サンダー/Gファイヤー+ヒトムへの貴重な打点なので採用している
雨パなのにすなあらし状態になってしまうのが構築の歪みとなるのであまり採用はしたくなかった
道具:きあいのたすき
技 :ボルテッカー/ねこだまし/ほっぺすりすり/ボルトチェンジ
備考:マンタイン構築から流用しようとしたがボルテッカーを覚えておらず泣く泣くC0個体を再厳選した
ボルチェンで弱保起動し終盤はねこだましやほっぺすりすりによるS操作、ボルテッカーでの抜きを担っている
ボルテッカーはあまり火力が出ないので気休め程度
素早さインフレの今期は弱保起動前に倒されてしまうのではないかという心配もあったが、相手2体がより速いことは少なくたすきのおかげで仕事をきっちりこなしてくれたのでとても偉い
極稀にの交代読みで初手ダイサンダーされたり、終盤のが交代できない場面でも電気技を撃たれることもある 避雷針は意外と忘れがち
C個体値0なので避雷針発動してもボルトチェンジの火力は出ず、事故で避雷針発動してもうま味がないのはちょっと残念
ボルチェンの火力がなさ過ぎて、電気技しかないにTODされかけたこともある
道具:たべのこし
技 :ボディプレス/てっぺき/まもる/トリックルーム
備考:ドット絵がテッカグヤと似ているので間違って選出する事故発生
初めはを対トリル要員として採用していたのだが自発的にトリルした方がいいことに気が付いてへ変更
その後相手の砂パのにボコボコにされ、ダイスチル+てっぺきが強いことを学びをパクった
良耐性から多くの技を半減できるのはもちろん、特性浮遊でへ飛んできた地震やダイアースを透かせたのも強い
特性が耐熱であることにかけて地面技を撃ってくれることもあり現環境にすごく刺さっているポケモン
こいつらさえいなければ…
カプ・コケコ
道具:いのちのたま
技 :かみなり/ほうでん/マジカルシャイン/まもる
備考:サーチするときにカプコケコと打ってもヒットしないことがある。・を忘れがち
へ牽制するのがお仕事
終盤増えてきた晴れパに対してはそこそこ強いパーティなのだが、にねむりごなを当てられたらそれだけでほぼ負けなので選出画面でエレキフィールドの存在感をアピールしねむりごな牽制する重要な役割もある
浮いているはフィールド補正を受けないので牽制以外の意味はない
実はを採用したのは最終日当日なので使用感はそこまでわかっていない
選出した数戦では役割を完ぺきにこなしてくれていたので一応期待以上ではあった
SMはゲームプレイしていないものの、数少ない本編を視聴したアニメでありとても思入れが強く冠環境で真っ先に使いたいポケモンであった、のだけど…
が使いやすすぎて終盤までパーティに組み込む検討すらできなかった
デデンネですら別の構築に入れたのに…
カプコケコに出来ないことがデデンネでできるせいでデデンネ入りを本気で検討している
— 黒玉。 (@kurodama_san) 2020年11月7日
今回で特有の強みは理解できたので次シーズンに期待ですね
道具:脱出ボタン
技 :ねっとう/ほろびのうた/てだすけ/まもる
備考:マンタデマル構築から流用
を炎技から守るために採用
出すだけで雨を降らせる仕事をしてくれるので選出した時は毎回大活躍している
脱出後も滅びによる詰め要員としての役割があるのもGood
シーズン終盤は晴れや砂パが多くみられたが、脱出ボタン持ちなので天候の取り合いには強かった
…強かったのだが、その天候を書き換える原因No.1がのダイロックなのでニョロトノには頭が上がらない
雨で炎技を受けるターンにダイロックするプレイングミスも多発したので砂の追加効果を選択式にしてほしい
カジリガメ
道具:こだわりハチマキ
技 :いわなだれ/アクアブレイク/ばかぢから/もろはのずつき
備考:たぶん被ダメより自傷ダメージのほうが多い
テッカグヤの苦手な浮いた電気や炎タイプにもろはのずつきをぶち込むのがお仕事
H252ダイマボルトロス/サンダー/Gファイヤーを確定で倒してしまう恐ろしいポケモン
ただし、命中不安定なので他選出で行ける場合はの優先度は低い
構築の動きが決まるまでは沢山選出していたが、終盤ではほとんど出さなかった
なにも考えずにキョダイ個体にしたけれど自発的に天候を変えられるのは強いのでキョダイじゃない方がよかったかもしれない。ただしダイマックスは1度しかしなかった
その唯一のダイマックスでの雨を砂に上書きしてしまっているので頭が上がらない
結果と総評
シーズン12最終324位となりました
シーズン中盤10000位を切った時はもうダメだと思っていたのだけれど何とか這い上がれて一安心
BW~剣盾までポケモンに触れていなかったので、知らない準伝組と新鮮な気持ちで戦えました
今シーズンである程度環境が安定したと思うので、次はあまりギミックに頼らずメタを張ってサイクルを回せるようなパーティを使いたいです
構築記事は以上となります
…
…なにか忘れているような
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次回、逆襲のウソハチ 乞うご期待!